片思い白書−−−相曽晴日−−−

  • 2008/08/27(水) 01:28:01

          相曽晴日


        きみは 今日から旅行

        相曽晴日の「トリクトラク」を

          何も言わずに 残していった

        きみの声に似た ハイトーンで

          叶わぬ 恋を歌い続ける

        ぼくの心を 見透かすように

片思い白書−−−中華定食−−−

  • 2008/08/26(火) 01:33:18

           中華定食


        注文した 中華定食を

        「取り箸がないのね。」
               と 言いながら

        自分の箸で どんどん
               取り分けていく

        そんな きみの姿を
               身近に感じながら

        ぼくは ただ黙って 食べた

片思い白書−−−改札口−−−

  • 2008/08/25(月) 01:57:05

           改札口


        いつも 何げなく通る

               改札口だけど

        きみが 向う側で

          さよなら と手を振ると

        まるで 垣根のようになって

        ぼくの行く手を 遮ってしまう

片思い白書−−−トマトジュース−−−

  • 2008/08/24(日) 00:27:02

            トマトジュース


        「わたし トマトジュースが苦手なの」

               と きみが言うので

        「それでは ドラキュラみたいに

               生血は吸わないよね」

         と 思わず出た ぼくの言葉に

         きみは ギラリと 白い歯を見せた

片思い白書−−−わかっています−−−

  • 2008/08/18(月) 10:56:13

           わかっています


        きみが ぼくを心配して

           見せる 戸惑いのしぐさ

        やさしさを上手に表現できなくて

           詰問調に話しかける まなざし

        わかっています

        いま ぼくは きみの愛で

            満たされていることを